お悩み別ご相談事例
Worry

亡くなった両親の気持ちを知りたかった私は……

曼珠沙華
青森県在住:50代女性 『夕暮れ花さん』のケース
「親孝行 したいときには 親はなし」
そんな格言が昔からある通り、親というのは気が付かないうちに老いていき、「お母さんと逢いたいな」「お父さんに苦労かけたな」そいう思ったときには、すでにこの世にいないことも……。

死者の声を聞くというのはとても難しい事で、そのため、残された者はなかなか後悔の海から出られないこともあります。
ですが、場合によっては霊の声を聞くことも可能な先生もいるのです。
両親と仲の悪かった私。

父親は典型的な昭和の頑固おやじで、気に食わないことがあるとすぐに怒鳴ったり、場合によっては頭を叩かれたり。
母は母で、浮気性。
よく頑固な父と離婚をしなかったな……と思うほど、子どもの私を置いて駆け落ちしたり、また戻ってきたり……。

そんな両親だったので、高校卒業と同時に家を出て、それ以来音信不通で生活をしていました。
もちろん、親戚付き合いはあったので、父が他界した時は叔母から、母が他界した時は従妹から電話が来て、渋々行った……という感じでした。

それから20年以上経ち、いま母親として子供たちを見ていると、だんだんと両親が懐かしくなるようになってきました。
同時に、「どうしてもっと可愛がってくれなかったのだろう」とか、「どうしてもっと健康に気を付けて長生きしてくれなかったのだろう」とか(父はお酒の飲み過ぎ、母は持病を放置して他界したのです)、考えてしまうほど。

いつしか一人でいると勝手に涙が出てきてしまったりと、精神状態も不安定になってきたころ、友人が「電話占いTYPさんなら、霊感のある先生もいるから聞いてみたら?」と紹介してくれました。

正直言って、安いカウンセリングくらいの気持ちで電話しました。

だって、私の症状は「アダルトチルドレン」という、恐らく、子どもの頃の満たされなかった気持ちが積もって出てきたものだろうと思っていたから。

ですので、鑑定士さんも「だれでもいい」なんて適当に言って、どうせ適当なことを言われるんだ……なんて思っていました。

ところが……私を見てくれた未来先生は、「あらあら、お母様も寂しかったんですね。芸術家肌だったのかしら」「お父様はきっと娘に対してどうしていいかわからない部分もあったんでしょう」などと、亡くなった両親の性格をずばり言い当ててきました!!

さらには、何も言っていないのに、昔よく遊びにつれていってくれた思い出深い場所も言い当てられ、本当にびっくり…………。

話していくうちに、勝手にポロポロと涙がこぼれてきます。

「お母様、お父様は今はあなたの近くにはいませんが、守護霊様が言伝を預かっています」

「まだ、若くてどうしていいかわからなかった。あなたは健康に生きて欲しい……そう言っているみたいです」

その言葉に、両親は確かに私よりもずっと若い年で子供を育てて、大変だったろうな……彼らなりにあれが精いっぱいの愛情だったんだな……としみじみと感じました。

また、私の守護霊様は3代先のご先祖さまで、最近私がふさぎ込むことが多かったからと、とりわけ強い導きの力を持つ方が来てくれたようです。

気づきの力を与えてくださったり、未来先生へと導いてくれたのはもしかしたらこの守護霊様のおかげかもしれません。

私は見守られているんだ……そう思ったら、毎日が安心して過ごせるようになって、本当に助かりました。