お悩み別ご相談事例
Worry

厳しく対応した生徒の気持ちとは……?

学校
静岡県在住:50代女性 『T.Tさん』のケース
よかれと思ってやったことでも、相手にとっては不快なことであったり、時には反感を買ってしまうことも。
相手がどう思っているのか?
そんな自分ではわからないことも鑑定士の手にかかれば……。
教員免許をとってから早25年以上。
長く教師を続けていると、色々と悩むことはあったのですが、それでも私は「厳しい先生」というポジションを守りつつ、生徒をしっかりと律して来たつもりでした。
ですが、ここ十年くらいでしょうか。
生き方の多様性が認められ、教育方針も変わり、何より親の感覚、子ども世代の感覚も大きく変わって来てしまいました。
乱れているわけではないのですが、スマホなどの普及で成績が落ちている子どももたくさんいます。

そうした生徒の中に、元々はとても勉強のできる真面目な生徒だったのに、あるときから突然成績が下がり、授業中でも居眠りをし、態度も悪くなってきた女生徒がいたのです。
私は担任として彼女が気になり、ことあるごとに細かく注意をしていたのですが、あるとき、授業中にスマホをいじっているのを見つけ没収し、放課後、反省文を書かせた後、彼女だけ多めの宿題を渡して帰宅させました。

私としては、多めの宿題は彼女が最近成績が下がってきたので、その補習のつもりで。
また、反省文は「してはいけないことをしてしまったペナルティー」として。
もちろんスマホは彼女の私的財産なので返却したので、なんら問題は無いと思っていたのですが……。

翌日、彼女は学校を休み、放課後、彼女の親御さんから『教師が親が支払をしているスマホを没収するのは窃盗ではないのか』とクレームがきてしまいました。
その旨を伝えてきた同僚にも、最近私が彼女にきつく当たっていることを指摘され、私はよかれと思ってやっていたことでも、今時の子どもには厳しすぎることだったのかもしれないと、とても不安になりました。

その時期は丁度夏休み前で、少し時間の余裕もあったので、逆に悩みに悩んでしまい、このまま彼女が不登校になったらどうしよう……と信頼する同僚に相談すると、彼女は「私は恋愛相談で、彼の気持ちを知りたくて相談したときに利用したんだけど……」と、電話占いTYPのことを紹介してくれました。

「占いなんて……」
と思っていたのですが、「とても当たる電話占いだから!! おすすめだよ」という同僚の言葉を信用することにして、思い切って電話してみました。

対応してくれたミヤビ先生は、とても真摯に私の相談を聞いてくださり、そして何かを感じとったかのように断言する形でこうアドバイスしてくれました。

「先生が気にすることはありません。
その生徒さんはとても喜んでいるので、また夏休みが明けたら、いつも通り接すればよいのです」

生徒は学校も休んでいるし、親御さんからもクレームが来ているくらいなのでそんなはずはありません!!
そう思って、私は悶々としたまま夏休みを過ごしたのですが、新学期を迎えた教室にあの女生徒が登校していて、驚きました。

その姿を見て、私は毅然として引くことなく、遠慮することなく以前と同じ対応をとっていると、その週末、その生徒が教員室までわざわざ来て、夏休み前に自分の親がクレームの電話を入れたことを謝罪してきたのです。

どうやら彼女は親の過保護な態度に悩んでいたようで、スマホも親が子どもに頻繁に連絡をとるため、授業中でも確認せざるを得なかったとのこと。

「親は私のためと言って、逆に私が周りから浮くようなことをしてくるけど、先生は私にいつも厳しくしてくれて、でもそれが私のためになってるって思っていたので嬉しかったよ」

と、そう言ってくれました。

私は教師をしてきて良かったと思うと同時に、彼女に対して甘い態度をとらないようにTYPに鑑定をお願いして本当に良かったと思いました。

その後、彼女は何かあると親が学校をすぐ休ませようとするなどといった問題のある家庭にいるということもわかったので、親御さんとも私からしっかりと話し、教育というものは時に厳しいものであるということをわかってもらうよう努めました。

そう考えると、ミヤビ先生は私を助けてくれただけではなく、女生徒やその親御さんまで良い方向へと導いてくださった、素晴らしいエネルギーの持ち主なんだなと思いました。

本当にありがとうございました!!